2012年2月16日木曜日

北海道剣淵町の木村さんとお会いしました

昨日、珍しい方からお電話を頂く。

北海道剣淵町のカボチャ・じゃがいも農家の木村さん。
こちらからお電話することはあっても、あまり電話が掛かってくることはない。
用件は、、、
本日、関東へ出張に来ており、茨城に寄られるのでお会いしました。

今年の夏に北海道へ行く予定が、創業してからドタバタが続き、
結局お邪魔することができず、約1年ぶりにお会いしました。



















カボチャ畑にて 木村さん


お互いの近況を話、今年の作付けに向け出荷予定数を話し合いました。

我々の理想は、計画生産での出荷です。
どういう事かと言いますと、取引先様に購入する量を決めてもらい、
それをしっかりと生産、出荷していく事です。

何が違うのか?
一般的に農家は、とりあえず作ります。。。
そして、売り先を決めたり、市場へ出荷してその日の相場で売り買いされます。
極端な話ですが、昨日は1箱2000円だった物が、翌日に1000円で買われる事もあります。

何故そうなるのか?
需要と供給のバランスです。
今、テレビでトマトにダイエット作用がある成分が見つかったとNEWSになってますが、
こうなると、欲しい、買いたいという方が増えます。
お店も用意してチャンスロスしたくないので、たくさん仕入れようとします。

何が起きるか?
トマトが足らなくなり、価格が上がります。

要するにですね、今月の給料は50万でしたが来月10万、だったら皆さん困りませんか?
不安定な収入程、怖いですよね。
まさに農家はこういう現象が起きます、そのため仕入れて頂ける量を決めてもらえると、
安心して良いものを作ることに集中できます。


この計画生産への一歩として、木村さんと話し合いを重ねてます。
多少のズレはお互い仕方ないとして、どれだけ計画が進めれるのかを試してます。
ただ、創業してまだ1年目ですので、何とも言えないのが現状ですが・・・

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