昨日、珍しい方からお電話を頂く。
北海道剣淵町のカボチャ・じゃがいも農家の木村さん。
こちらからお電話することはあっても、あまり電話が掛かってくることはない。
用件は、、、
本日、関東へ出張に来ており、茨城に寄られるのでお会いしました。
今年の夏に北海道へ行く予定が、創業してからドタバタが続き、
結局お邪魔することができず、約1年ぶりにお会いしました。
カボチャ畑にて 木村さん
お互いの近況を話、今年の作付けに向け出荷予定数を話し合いました。
我々の理想は、計画生産での出荷です。
どういう事かと言いますと、取引先様に購入する量を決めてもらい、
それをしっかりと生産、出荷していく事です。
何が違うのか?
一般的に農家は、とりあえず作ります。。。
そして、売り先を決めたり、市場へ出荷してその日の相場で売り買いされます。
極端な話ですが、昨日は1箱2000円だった物が、翌日に1000円で買われる事もあります。
何故そうなるのか?
需要と供給のバランスです。
今、テレビでトマトにダイエット作用がある成分が見つかったとNEWSになってますが、
こうなると、欲しい、買いたいという方が増えます。
お店も用意してチャンスロスしたくないので、たくさん仕入れようとします。
何が起きるか?
トマトが足らなくなり、価格が上がります。
要するにですね、今月の給料は50万でしたが来月10万、だったら皆さん困りませんか?
不安定な収入程、怖いですよね。
まさに農家はこういう現象が起きます、そのため仕入れて頂ける量を決めてもらえると、
安心して良いものを作ることに集中できます。
この計画生産への一歩として、木村さんと話し合いを重ねてます。
多少のズレはお互い仕方ないとして、どれだけ計画が進めれるのかを試してます。
ただ、創業してまだ1年目ですので、何とも言えないのが現状ですが・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿