少し落ち着いたかと思った矢先、セシウムが検出され問題になりました。
キノコは放射能を吸収しやすく、何処のスーパーでも例年に比べ売れていません。
県や市での検査は当然、現場の農家さんも自費で何度も検査をしています。
それでも、、、やはり消費者の立場としては怖いのでしょう。
今は我慢の時だ、と農家さんからの声は決まって聞こえてきます。
さて、椎茸には大きく分けて2種類の栽培方法があるのはご存知でしょうか?
天然の木を使い栽培する 『原木(げんぼく)椎茸』
おが粉を固めて栽培する 『菌床(きんしょう)椎茸』
店頭では、必ず栽培方法を明記しなければならないので、良く見ると記載されてます。
何が違うのか???
味が全然違います、風味も違います、食感が違います。
僕は、、、菌床椎茸が苦手です。
栽培期間も違います。
原木椎茸は1~2年掛かります、菌床椎茸は3ヶ月~6ヶ月程度です。
菌床椎茸は、おが粉をベースに天然の養分や化学的な養分を入れて固めます。
その固めたブロック(20cm四方程度の大きさ)に穴をあけて、
そこに椎茸菌を入れて、椎茸はその養分を吸いスクスクと育ちます。
原木椎茸は、木に穴をあけて椎茸菌を入れます。
1年以上寝かして、じっくりと養分を吸わせて育てます。
どちらも菌がしっかりと回ってから、発生室へと移します。
発生室とは、気温や湿度をコントロールして、椎茸が出てくる環境を作っている部屋です。
天然のキノコが秋を感じて出てくる、そんなイメージです。
原木椎茸は、軸の部分からダシが取れますし、薄くスライスして焼いてもコリコリしてておいしい。
ゆっくり時間を掛けて養分吸って育っているので、菌床椎茸のように縮みません。
弾力のある食感、嫌な臭みなどが無いので非常に食べやすいです。
一度、食べ比べをしてみると、違いが非常に分かります。
特にお子さんがいらっしゃる方は、是非やってみてください。
今まで椎茸苦手だった子でも、原木椎茸だと食べれるようになった子が多いです。
まぁ大人でも苦手な人が食べれるようになった方もいます、、、僕ですが(笑)
こんな感じで原木椎茸は栽培されてま~す。
おいしそうでしょ(笑)
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